Suica チェリカ
最近、「センターサーバー方式」を採用した新しい Suica 改札システムが導入される、というニュースがありました。
今は同じJR東日本管内なのに、仙台駅の改札機でSuicaをタッチして入場し、在来線を乗り継いで東京駅の改札機でSuicaをタッチして出場しようとすると、改札機の扉が閉まり出場できません。
(現在のSuicaは、仙台エリアと首都圏エリアをまたがっての利用はできない)
センターサーバー方式になると、JR東日本管内が一元的に管理されるので、この問題はなくなります。
Suicaと言えば、カード内のFelicaのチップに金額情報が記録されていて、改札機の入場/出場の際に直接チップの金額情報を書き換える仕組みになっているので、ネットワークを経由してセンターサーバーにアクセスするより精算処理のスピードが早い、というのがウリだったと思います。
この素晴らしい機能を、ばっさり切り捨てるなんて、JR東日本も大胆な決断をしたものです。
今回、北東北3エリア(青森、盛岡、秋田)に改札機(たぶん簡易型かな)が導入されるようですが、いまだに、山形駅(切符挿入もできる一般型)と山寺駅(簡易型)の2駅でしかSuicaが使えない山形県内の各駅にも早々にSuica改札機を導入していただきたいものです。
https://www.jreast.co.jp/press/2022/sendai/20220722_s01.pdf
(でも、JR東日本のニュースリリースを見ると、導入は2024年春以降の予定だそうです。はぁ~、まだ1年も先か...)
このチェリカを使って山形駅で入場し、各駅停車を乗り継いで、東京駅で出場してみたいものです。