つばさ号で峠越え

東京⇔山形の往復記録です

座席指定列車

首都圏の私鉄では、通勤型車両を利用した有料の座席指定列車サービスを運用しています。
京王電鉄の京王ライナ―や、西武鉄道東京メトロ東急電鉄横浜高速鉄道が共同運行しているS-TRAINなどがあります。
私は、東京にいる時は京王線を利用して通勤しているので、たまに京王ライナ―を利用しています。
駅のきっぷ売り場にある自動券売機で現金または交通系ICカード座席指定券(410円)が購入できますが、好きな席が選べないのが難点です。
スマホで購入する場合は、発車15分前までなら座席表が表示されるので好きな席が選べます。

京王ライナ―は、2018年2月に運行が始まってから5年が経過し、満席になる便もあるので、有料のサービスとして定着していると思います。
ですが、いまだに有料と知らずに乗り込み、車内で車掌から700円徴収されている気の毒な人がいます。
(知らないで乗ってしまうと410円ではなく、700円も取られてしまいます)
有料と知らずに乗り込んだ人が、700円の支払いをめぐって車掌とトラブルになっている、といった現場は見たことがないですが、そういう場面もありそうな気がします。

駅では、座席指定券を持っていない人は乗車できない旨、アナウンスをしているし、各車両に4つあるドアのうち1つしか開けないようにして、一般客の誤乗を防ごうとはしていますが、知らずにか、うっかり乗ってしまう人がいるようです。
この京王ライナ―である5000系車両は、京王ライナ―として運行する時は座席がクロスシートになっており、各駅停車や、快速、急行のような運行をする時は座席をロングシートにして区別しているので、座席の向きによって、座席指定券が必要か、否かがわかるようになっています。
ですので、うっかり車内に入って、ロングシートではなく、座席が一方向に向いているクロスシートになっていたら、すぐに下車すればよいです。
通勤電車と同じ形をした車両なら、誤乗する人がいても仕方ないと思うので、それを防止するために、例えば、列車に乗り込める場所を先頭車両の1番前のドアと最後尾車両の1番後ろのドアの計2か所だけにし、その際、運転士、車掌が、乗客に対して座席指定券が必要であることの声掛けをする、ということだけでもやっていただければなぁ、と思います。
バツが悪そうにしながら車内で700円も徴収される人を見ていられないので。

では、また。