つばさ号で峠越え

東京⇔山形の往復記録です

臨時列車は国鉄車両

コロナが第5類に移行することもあり、この連休期間中、JR東日本は多数の臨時列車を運行するようです。

https://www.jreast.co.jp/press/2022/20230120_ho02.pdf

この中で、「あしかが大藤まつり」号という臨時列車に目が止まりました。
編成として、"185系 6両(全車指定席)"と記載されています。

185系? こんな国鉄時代の車両がまだ走っているのか、と目を疑いました。
数年前まで「踊り子」号として長く運行していましたが、「踊り子」号はE257系に置き換わったので、185系はすべて廃車されたものと思い込んでいました。(まさか、生き残っていたなんて)
懐かしくなったので、ちょっと乗ってみようと思い、えきねっとで調べると2席だけ空いていました。
えきねっとで調べるまでは、臨時列車だし、こんな古い列車なんか、誰も乗らないだろう、と思っていましたが2席しか残っていなかったので、これにもびっくりしました。

足利駅からカミさんと2人で乗車しましたが、始発の桐生駅から乗車した客ですでに7割くらい座席が埋まっていて、見るからに「鉄ヲタ」という風貌の男子ばかりでした。

この臨時列車は、本来は、足利フラワーパークに藤の花を見に来た観光客が、大宮・横浜方面に帰るために利用する、という想定でJR東日本が企画したのだろうと思いますが、足利フラワーパーク駅から乗車した客はわずかでした。
まあ、私も足利フラワーパークに藤の花を見に行ったわけではなく、単に「1982年頃、東北新幹線新幹線リレー号として大宮と上野の間で乗ったけなぁ」という懐かしい思い出がよみがえり、たまたま席が空いていたので乗ってみただけの人ですが。

この窓開け用のレバーも昭和の国鉄時代は普通でしたが、今の車両では、もうこんなのないですね。

足利から大宮までの間、仲間同士で楽しく鉄道談義に花を咲かせている「鉄ヲタ」のみなさんと一緒に、懐かしい思いに浸りながら1時間19分間の「乗り鉄」をしてきました。

では、また。