つばさ号で峠越え

東京⇔山形の往復記録です

休日おでかけパス 乗り越し利用

JR東日本が販売している企画切符で「休日おでかけパス」というものがあります。(紙の切符、有効期間=1日、発売額=2,720円)
東京駅を起点として、おおむね80~90km圏内にあるJR東日本の駅がフリーエリアとなっていて自由に乗り降りできます。
新幹線特急券を購入すれば、東北新幹線上越北陸新幹線にも乗れます。
東海道新幹線JR東海の管轄なので、一切乗れません)
同じような乗り降り自由な企画切符として「のんびりホリデーSuicaパス」があります。(有効期間=1日、発売額=2,670円)
紙の切符ではなくSuicaに記録されるICカード式の切符です。
紙の切符と比べて50円だけお安いですが、東北新幹線上越北陸新幹線には乗れません。

この休日おでかけパスは「乗り鉄」にとっては便利でコストパフォーマンスもよいので、結構利用しています。
名前に "休日"、と入っているように、休日しか売っていませんので、平日に有休休暇を取って、この切符を買って出かけようとしても、それはできません。

さて、私はたまに群馬県の高崎に行くことがあるのですが(何しに行くのかは、また別の回にて)、「休日おでかけパス」を使って高崎に行く場合は、在来線の高崎線を利用して途中の神保原駅で下車し、改札機に「休日おでかけパス」を挿入して、いったん出場し(紙の切符は戻ってきます)、今度はSuicaICカード)を改札機にタッチして入場し、再び高崎線に乗車して、高崎駅Suicaを改札機にタッチして出場する、ということをしていました。
「休日おでかけパス」の範囲 "外" の駅に行くには、範囲 "内" の端っこの駅まで行っていったん降り、あらためて切符を買って範囲外の目的の駅まで行く、という正しい使い方をしているのですが、ちょっと面倒なのと、どうせなら新幹線にも乗ってみたい、という思いがありました。
ネットでいろいろ調べてみると、「休日おでかけパス」を使って新幹線に乗車して、範囲外である高崎駅宇都宮駅へ行く方法を紹介しているブログがいくつもありました。
それらのブログ情報によると、高崎なら「休日おでかけパス」で乗り降りできる駅の中で最も高崎に近い駅(=神保原)から高崎までの片道切符と、新幹線特急券と、「休日おでかけパス」の3枚の切符を用意すればよい、という説明がありました。
(このような方法はまったく知らなかったので、ブログの情報はとてもありがたかったです)

実際にこの3枚の切符を用意し、大宮駅の新幹線改札口で3枚まとめて挿入すると、ちゃんと改札が通れ、新幹線に乗車することができました。

高崎駅では、この3枚の切符をまとめて挿入すると、神保原→高崎の片道切符と新幹線特急券が自動改札機の中に回収され、「休日おでかけパス」1枚だけが戻ってきました。

ちなみに、神保原→高崎の片道切符は神保原駅でわざわざ降りて券売機で購入する必要はなく、えきねっとで購入することができ、QRコードが発行されます。
えきねっとで購入した切符(というかQRコード)を紙の切符として受け取るするには、以下のようにします。
1.えきねっとで発行されたQRコード
  スマホに表示させておく。
2.JR東日本の主な駅にある指定席券売機
  「インターネット予約の受取り」(緑色)
  をタッチする。
3.「えきねっと予約の受け取り」(緑色)
  をタッチする。
4.「QRコード または 受取コード」(黒色)
  をタッチする。
5.指定席券売機の右下にあるQRコード
  読み取り機にスマホで表示させた
  QRコードを読み取らせる。
6.指定席券売機から紙の切符が出てくる
  ので、受け取る。

「休日おでかけパス」の範囲外で、新幹線駅の場合、乗り越し分の片道切符と新幹線特急券を別途購入さえすれば乗降できる、ということが実際にやってみてわかったので、次回もこのような方法で利用してみたいと思います。

では、また。