つばさ号で峠越え

東京⇔山形の往復記録です

JR STATION STAMP → TRAIN TRIP

昨年度(2022年度)、鉄道開業150年キャンペーンの一環で、JR STATION STAMPという全国のJR駅のスタンプを集めるイベントありました。

私も参加して96個のスタンプを集め、また、プレゼントもいただきました。

賞品:オリジナルブック(当選人数=150名、条件=スタンプ50個以上)

オリジナルブックについていた、日本地図を模したスタンプ一覧

このJR STATION STAMP が、2023年4月28日からリニューアルして、TRAIN TRIPという名前で再開(というか継続)しました。
https://railway150.jp/

私もあらためて参加し、早速、追加された3つの駅(小山、巣鴨、目白)のスタンプをGetしました。
小山駅は、東北・山形新幹線乗車中に約240km/hの速度で小山駅を通過しているさなか、スタンプがGetできました。

通過中にスタンプをGetするという行為は、駅に行って、駅名や絵が記されたゴム印を紙やスタンプ帳に押す、という本来の姿でないので、あまりいいことではないなぁ、とちょっと後ろめたい気持ちがありますが...

これで、昨年度からの累計で99個のスタンプを集めたので、あと1個で100個の大台にのり、"シルバー" から "ゴールド" にラックアップするようです。
また、全参加者の中で330位のようです。

東北でもかなりスタンプが追加されたので、山形での介護生活をしながら、息抜き、と称して「乗り鉄」してスタンプ集めしようと思います。

 

では、また。

寒暖差疲労の予防

山形市は、1年の寒暖差も、1日の寒暖差も大きい(激しい)です。

NHK山形のローカルニュース「やままる」より

↑このように、1日で20℃も寒暖差があると、自律神経がおかしくなり、体調を崩すこともあります。
私は、生まれた場所は山形ですが、単に生まれただけで、育ったのは関西なので、このような寒暖差を経験したことがありません。
2年前から、父・母の介護をするために山形に滞在するようになりましたが、この激しい気温差には戸惑い、風邪をひいたり、やる気が起きない、といった症状がでいました。
それで、状況をよく把握してみると、気温が高い時は、カラダがほてったり、アタマがぼーっとすることはあるものの、生活や仕事をする上でそれほど大きな支障はないですが、気温が低い時は、くしゃみや悪寒がしたり、血圧が上昇したり、といった
症状があらわれる、ということがわかりました。
であれは、気温が低い場合の対処をすればよいので、下はユニクロヒートテックのようなももひきをはき、上は長袖シャツにフリースを着込んでおけば、くしゃみや悪寒がすることはなくなりました。
この服装でお昼過ぎになると、やたら暑くなるので、フリースと長袖シャツを脱ぎ、Tシャツ1枚になれば、しのげます。
この時、下にはいているヒートテックももひきも脱げば、もっと快適になるのでしょうが、これは着用したままでも暑苦しくは感じないのでそのままにしています。
(外出先などでは下は簡単に脱げないし)
結論として、下は1日中暖かくしておく、上は気温の変化に応じで着脱する、ということで大きな寒暖差に対応できます。
(あくまで私の場合です)

まあ、このように寒暖差が大きい土地なので、山形のお米や、果物、お肉はおいしくなるのでしょうね。

介護 ケアマネジャー

毎月、月末頃、山形の実家にケアマネジャーさんが来ます。
父・母の翌月分の介護計画書(A4の紙です)正・副を持って来て、内容を説明し、私が「正」の方の紙に承認印を押してケアマネジャーさんに手渡し、「副」の方の紙を受け取る、ということをします。
あとは、父・母それぞれの状況(施設の管理者から話を聞いた情報)を知らせてくれたり、追加してほしいサービスはないか、何か困りごとがないか、といったことについてお話しして、だいたい15分~30分くらいで終わります。
今回は、父・母とも、毎年この時期が介護保険証の更新時期なので、山形市役所への申請状況や、介護保険証が実家に郵送されるのはいつ頃か、といった件を中心にお話をしました。
昨年は、二人とも「要介護4」だったのですが、今年も「要介護3~4」程度になるでしょう、とのことでした。

母は、2021年3月に複雑骨折して長期入院し、入院中に病院内の医療相談室で今のケアマネジャーを紹介していもらい、介護保険の申請をお願いし「要介護4」の認定を受けて、退院後、施設に入所しました。
この頃、父は実家に一人でいましたが、掃除・洗濯・炊事はすべて母に任せっきりで、家事は一切できない人なので、しかたなく私が山形の実家に滞在して、家事手伝いをしながらテレワークしていました。
一応、父についても介護保険の申請をしたところ、当時はある程度元気だったこともあり「要支援1」の認定でした。
「要支援1」だったので、介護サービスは何も受けず、私がボランティアで在宅介護のまねごとのようなことをしていました。
そんな中、2022年5月、父が「息が苦しいので救急車を呼んでくれ」と言うので、救急搬送して入院し、入院中に介護保険証の更新をしたら、「要介護4」に認定されました。

一気に5段階もアップしたのでびっくりしましたが、この認定で施設に入所できたので、私の負担は減り、結果的には良かったのかもしれません。
父と実家で一緒に居た「要支援1」の頃は、夜、晩酌の付き合いをしていて、酔うと、決まって「90(歳)過ぎて生きていても、なんにもいいことなんかない、早く、姥捨て山に連れて行ってくれ」というフレーズがいつもでてきて、毎回聞いているといい加減、ウンザリしてきました。
(でも、冷静になって考えてみると、今の世の中でも "姥捨て山" のような所があってもいいのかもしれません)
こんな父だったのですが、先月、父が入所している施設にケアマネジャーさんと一緒に面会に行ったら、案外元気そうで、我々を見ると急に車椅子から立ち上がり、スクワットをし始めたので、ケアマネジャーと共にビックリしました。
と同時に、転倒したら怖いので、すぐやめさせましたが。
(なんだか、元気アピールでもしたかったのかな? やれやれ、です...)
それにしても、父はこの1月に施設内で発生したクラスタでコロナに感染し、発熱、酸素吸入という状態になり、往診医から「覚悟してください」と言われたのに、なんでスクワットできるくらいまで回復したのだろう。
これでも本当に「要介護3~4」に認定されるのだろうか?
なんだか、訳が分からなくなりました。

では、また。

1泊2日の老老介護 その2

前回の続きです。

母親と一緒に実家で過ごしましたが、一番困ったのは会話です。
母は数年前から耳が遠くなり、私が普通にしゃべってもほとんど聞き取ってくれず、また、頓珍漢な返答をするので、会話が成り立ちません。
耳元で大きな声でゆっくり話すと、なんとか理解してくれますが、毎回、大声というか怒鳴っているような声でしゃべり続けると、徐々に体力がなくなってきて、とても疲れます。
また、大声でしゃべり続けると、だんだん、怒り口調になってしまい、どうしてもケンカ腰になってしまいます。
(大きな声を出し続けると、なんだか威圧的・暴力的な感じになってくるものですね。)
なんとか、大きな声をださなくても普通に会話がしたいので、対策を考えました。
(以下に紹介するものは、2021年当時の商品です)
まず、「補聴器」を思いつきましたが、母本人を補聴器の専門店に連れて行かなければならず(介護タクシーを予約しないと連れて行くこともできない)、調整にも時間がかかるし、費用も高そうなので補聴器はあきらめ、代替品として「集音器」を考えてみました。
通販のサイトを見ると、いろいろなメーカーから多種多様な集音器が販売されていますが、耳かけ式はちょっと重そうだし、耳の後ろ側がもぞもぞしそうなので、耳にすっぽり入る形で、USB充電ができるようなものを探していたらこんなのがありました。
Olive Smart Ear  ヨドバシカメラ 21,890円(税込)(今はヨドバシカメラでは販売終了です)

Bluetoothを介してスマホと連携し、スマホで音の調整ができるので、私の耳で調整してみました。
テレビの音量で試すと、小さい音量でもなんとなく音が大きく聞こえたので、これは良さそうだなと思い、母親に装着してもらったのですが、「全然聞こえない」とのことで、母の耳で何度も調整しましたが、結局使えませんでした。
人によるのかもしれませんが、集音器は、軽度の難聴の方にしか向いていないのかもしれません。
つばさ号 1往復分の費用が無駄になってしまいました...)

母親の「耳」での対策ができそうにないなら、私の「声」の方でなんとかできないかな、と考え、再度調べてみると「拡声器」というものがありました。
WINTECH KMA-200ヨドバシカメラ 5,780円(税込)(2023年4月時点でまだ販売しています)

このように、筐体(スピーカー部分)を母の耳の方へ向けて、私がマイクで普通の声で話すようにしてみました。

筐体にはボリュームがついているので、音量を大にすれば、小声で話しても母は私の声を聞き取ってくれるようになりました。
母親が車椅子で移動するたびに、この拡声器も持って行かないといけないのがちょっと面倒ですが、この製品のおかげで会話が成り立つようになったので重宝しています。(会話が成り立つとイライラしなくなりますね。)

この製品は、本来、研修・講習会などで司会や講師の人が大勢の人に向かって話をする時に使うものだと思いますが、耳の遠い年寄りとのコミュニケーションでも使えることがわかりました。
(集音器よりも全然安いし、最初からこれを買っておけばよかった...)

では、また。

毎月の介護費用

毎月下旬になるとは、父・母それぞれの介護施設への支払いが発生します。
(父は、山形市内南部、母は、山形市内西部の施設、と別々に入所しています)
母の介護施設では、口座振替ができるので、毎月郵送される請求書と同額が母の銀行口座から引き落としされていることを確認するだけでよいのですが、父の介護施設では、口座振替ができず、毎月郵送されてくる請求書の金額を見て、ATMで支払いをしています。
この請求書は、毎月17日~19日頃に山形の実家に到着するのですが、25日までに支払う必要があります。
また、月末頃に翌月分の介護計画について、ケアマネージャーさんと対面で打合せすることになっているので、私は毎月下旬は必ず山形の実家に滞在するようにしています。
あと、自治会のゴミ集積場の掃除当番(輪番制)というのも毎月下旬頃にまわってくるので、父の代理で掃除もこなしています。(私、山形市民じゃないんだけどなぁ。でも、ゴミ出しているから仕方ないか。)
ちなみに、父が入所してる施設の毎月の費用はこんな感じです。

また、施設に隔週で来てくれる往診医の診察費、処方された薬代がかかります。
往診医の診察費も請求書が郵送され、ATMで支払いしています。

薬代は、施設のスタッフの方が処方箋を調剤薬局に持って行き、現金で薬を購入してくれます。
この現金は、私が施設に持参するのですが、当初、1万円くらいあればしばらく持つだろうな、と思っていたのですが、父が服用している薬は、心不全用の「サムスカOD錠」というもので、この薬が結構高価(14日分、1割負担で約3,000円もします)なので、1万円預けてもすぐなくなってしまい、そのたびに施設にお金を持っていかなければならず、面倒なので最近は3万円預けておくようにしています。

母が入所している施設の費用はこんな感じです。
父と違って、短期入所(ショートステイ)なので、ちょっと割高です。
あと、食費が高めです。(父の施設よりいい内容の食事がでるのだろうか)

今のところ、父・母それぞれの年金と貯金の取り崩しで介護施設の費用はまかなえていますが、Excelを使ってシミュレーションしてみると、もし父が亡くなると、年金収入が激減するため(=母の年金は父の4分の1しかない)10年と持たずに貯金が底をつきそうです。
そうなったらどうすればいいのだろう?
一人で悩んでも解決できそうにないので、もし、貯金残高が怪しくなってきたらケアマネージャーさんや市役所の福祉窓口に相談するしかないですね。

では、また。

山形コーヒーカルチャー

「カフェ クルミーノ(cafe culmino)」でコーヒー豆を買おうと思い、JR左沢線に乗って寒河江に行ったのですが、お店に "イベントに出店中" の貼り紙があったので、山形駅に戻り、イベント開催場所に行ってみました。
YAMAGATA ROASTER SUMMIT というイベントが七日町(山形市内随一の繁華街です、一応)で開催され、山形県内のいくつかのコーヒー屋さんが集結して、淹れたてのコーヒーや焙煎した豆を販売していました。

会場に到着したのがイベント終了の1時間前だったので、もう売り切れのお店もあり、結構お客さんが集まっていたことがうかがえます。

イベント会場でカフェ クルミーノのコーヒーを飲もうと思ったのですが、20人くらい並んでいたので諦めました。代わりにいろんなお店の豆を少しずつ買って来たので、これから実家で順次コーヒー豆を挽いて、味比べをしてみたいと思います。
(30~35gの少量で販売してくれるのが嬉しいですね)
パッケージのイラストもいい感じなので、、お土産として東京の自宅に持ち帰ってもいいかも。

それにしても、人口がたった103万人(2023年3月現在)しかいない山形県で、スペシャルティコーヒーを焙煎しているコーヒー屋さんがたくさんあるのでちょっと驚きです。
私がたまに豆を買いに行くコーヒー屋さん(2店舗あります)は、今回のイベントには参加していませんでしたが、そのお店の豆も結構おいしいので、山形県内のコーヒー屋さん(焙煎屋さん)はレベルが高そうです。

参考:YAMAGATA ROASTER SUMMITに参加していたお店です
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Tsuki Coffee(山形市
BOTA coffee(山形市
Day & Coffee(山形市
TULLY’S COFFEE山形市
CoffeeRoaster&cafe culmino(寒河江市
Rabbit village Coffee.(村山市
café goot (米沢市
千一珈琲(鶴岡市
PARADESO COFFEEROASTER(鶴岡市
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難読駅名 その2

前回 紹介したJR左沢線に乗り「寒河江」駅に行ってきました。

キハ101系の初号車(101-1)に乗車しました。

お作法に則って先頭車両の前側のドアをボタンを押して乗車します。
無人駅で乗車した場合は、必ず整理券を受け取ってください。
また、地方の列車は車両に段差があるので足元にご注意下さい。

この日は、なぜか鉄ちゃん風の人が多く、写真や動画を撮っている人が多数いました。

ふと、天井を見上げると「音鉄」、「録り鉄」なのか、スピーカー近くに風防付きマイクを設置している人もいました。

山形駅を出発してしばらくすると「金沢駅」や「長崎駅」が現れます。
山形県内で西日本の地名を見ると、ちょっと不思議な感じがします。

今日は「寒河江」駅から、少し(というかかなり)歩いたところにある「カフェ クルミーノ(Cafe Culmino)」というお店でコーヒー豆を買うのが目的でした。

前回の難読駅名「左沢」駅近くにある「ATERA」で飲んだコーヒーがとてもおいしかったのでいろいろ調べたら、この「カフェ クルミーノ」で焙煎したコーヒー豆を使用している、ということがわかり、それで寒河江までコーヒー豆を買いにきた次第です。

お店は、西松屋と同じ建屋にあります。
近づいて行ったら、ブラインドが降りておりどうも営業している気配がありません。

よーく見たら、、、

あらら、この日は山形市内で出張販売中でしたか。
せっかく、来たのに残念。。。

まあ、また来ればいいや、と気持ちを切り替え、寒河江駅に引き返しました。
山形行きの列車が来るまで、駅前の「そば増」というお蕎麦屋さんで「冷やし肉そば(800円)」をいただき、しばし休憩です。

コシのあるやや太めの田舎蕎麦でおいしかったです。

 

はい、それでは今回のお題「寒河江」駅の読み方です。
フルーツラインの愛称通り、「寒河江」駅はさくらんぼをモチーフにした駅名標でした。

今回は "難読" とまではいかない駅名でしたね。