つばさ号で峠越え

東京⇔山形の往復記録です

難読駅名

山形県内の鉄道駅には、以下のような難読駅名があります。
左沢、余目、寒河江、高擶、及位、遊佐、梨郷、、、などなど。

この中で、JR左沢線(愛称:フルーツライン左沢線、俗称:ざわせん)の「左沢」駅に行ってきました。
青色ラインの塗装、オールロングシートでトイレ無しという、キハ100系、110系の中では珍しい仕様のワンマン列車(キハ101)に乗り、気動車独特のエンジン音を聞きながら、山形駅から約40分間で到着しました。
左沢駅は左沢線の終点ですが、運転士に切符を手渡して下車しました。(切符は運転士が回収したので、この時は無人駅だと思っていた)
左沢駅のプラットホームは1面1線で、留置線が1線あります。

駅前から散策してみると、町役場前の道路を少し進んだあたりにクラシックな建物がありました。
元々は、きらやか銀行の支店だったようで、銀行が撤退した後に建物をリノベーションして「ATERA」という、まちなか交流館に生まれかわったようです。
ここでは、香り豊かなコーヒーをいただき、帰りの列車が来るまでの間、のんびりと過ごしました。
コーヒー(当店オリジナルの左沢ブレンド 350円)を注文したら、もれなくついてきたクッキー(原材料はオカラ)もとても美味しかったです。(こういうちょっとした心遣いが嬉しいですね)

列車の出発時刻が近づいてきたので、駅に戻りましたが、よく見ると、地元特産品の販売も行っている切符売り場がありました。
無人駅と思い込んでいたのですが、切符は委託販売されているようで、マルス端末で乗車券を発行してもらいました。
これから山形市内で買い物をするのか、映画でも観に行くのか、仲のよさそうな地元の中学生グループが左沢⇔山形の往復切符(510円×2)を購入していたのが印象的でした。(東京の中学生は、紙の往復切符なんて、知らないだろうなあ)
それにしても、真っ昼間はまったく列車が来ないので(12:54に乗り遅れると、次は16:15まで待たなければならない)、ローカル線での移動は注意が必要です。

さて、難読駅名「左沢駅」の読み方は写真をご覧ください。