つばさ号で峠越え

東京⇔山形の往復記録です

つばさ号で峠越え

今日のタイトルはブログ名と同じです。

東京から山形新幹線「つばさ」号に乗車して福島を過ぎると、新幹線の高架橋を降りて、地べたの在来線を走ります。
福島~米沢の間には、板谷峠という峠があり、つばさ号は新幹線とは思えないゆっくりした速度でこの峠を越えます。
この区間は、人家はまばらで、秘境路線のような様相を呈しています(少し前までは携帯電話の電波も届きませんでした)。
その分、山や渓谷の風景が素晴らしく、季節ごとに色合いが変わるので、車窓を楽しみながら峠越えができます。
途中にある、板谷、峠、大沢の3駅は、スノーシェッドの中にプラットホームがあるユニークな駅ですが、ごくたまに、鉄ちゃんらしき人が駅にいるのが車窓から見えます。
1日に下り6本、上り6本の各駅停車しか止まらない駅なので、次の列車が来るまで待つのは大変だろうな、と思いながら通り過ぎています。
風景としてのイチ押しポイントは、福島駅を出発して3つ目の旧赤岩駅(2021年3月に廃止)を通過して、少し進んだところある赤い鉄橋(松川橋梁)のあたりです。
バックの木々と赤い橋が織りなす風景がなんとも良い感じです。
タイミングが良ければ、上りのつばさ号とすれ違うこともあります。
山形新幹線に乗る機会があれば、ぜひこの板谷峠の風景を楽しんでいただきたいな、と思います。

 


では、また。